もう一つのパンドラの箱
Yosyan先生が医師当直問題とパンドラの箱で
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ただなんですが、神話でもそうなんですが、存在の知られたパンドラの箱は必ず開けられるものだと考えます。神話では好奇心でしたが、現実社会では好奇心に加えて必要性からです。また神話では開けてみるまで人間は中身を知りませんでしたが、現実社会では内容も開けた時に生じる問題点もほぼ分かっています。つまり存在が認識された時点で封じ込める事は非常に難しくなるのがパンドラの箱だと考えます。
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とお書きでした。出産前教育の不備は、10年以上前から関係者の間では認識されていましたが、これもパンドラの箱だと思います。「封じ込めることが難しい」=「訴訟頻発→医療崩壊」という状況に私には見えます。もう、出産前教育をちゃんとやらなきゃだめだ、という時代になっているのだと考えるのですが、みなさんはいかがですか?
障害児の親になりたてのころ、お産には悲しいこともいっぱいあるって、きちんと教えたほうが絶対にいいと思いました。流産・障害児産・死産・妊産婦死亡。体重制限の指導のバックボーンとしては使われるけれども、では実際どの程度の頻度で起こるのか、しろうとが体感できるような教育は日本ではまったくされていません。
簡単なことです。小学校~高校の教科書で、妊娠の経過を記述する部分に「初期の流産は○%、中期○%、後期○%、妊産婦の死亡は○%」と書くとか、縦軸に死亡胎児・死亡新生児数・横軸に妊娠週数・生後週数をとったグラフをのせるとか。グラフはとてもわかりやすいです。人間の生殖にはエラーがつきもので、わたしたちは不完全な生き物であると。小中高と、複数回そういう情報に接する。
こういう話をさけ続けてきた結果が、今の産科崩壊だと思います。教え始めたら、出生率が下がったりするかもしれませんけれども、一度は通らないといけない道なんじゃないかと思います。
周産期・救急懇談会でもhttp://lohasmedical.jp/blog/2008/11/post_1513.phpこんな話が出ているので、いずれ改善されるのでしょうか。でも、行政がやるから見ていようではなくて、国民の側から出産前教育が必要だと訴えていく方がいいのではないかなと思うのですが、いかがでしょうか。
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戸井田政務官が割り込む。
「少子化なのに低体重児が増えている、それはなぜ」
田村
「先ほど座長が説明した通りで」
戸井田
「要するに高齢出産だからなんだろう。だったら、もっと早く産めと社会に言うべきじゃないのか。それが根本だろう」
田村
「不妊治療の結果として双子、3つ子が増えている。死亡率が5倍に跳ね上がるので、受精卵を戻すときは1つにと学会でも言っているのに、現実には守られていない。高齢出産をやめなさいとは我々の口からは言えない。行政だったら言えるのかもしれないが」
戸井田
「そのリスクを伝えることが大切だろう。みんな簡単に産めるつもりでいるから、何かあった時に話が違うんじゃないかということになる。啓蒙していくのが大事なことだろう」
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普通の人ができることとして、国政にご意見するというのは、なんとなくしづらいと思います。首相官邸や厚生労働省のホームページに行って、意見を投稿するのは意外と簡単なのですが、それよりも簡単なことといえば、自分の家族に出産前教育をする、ロハスメディカル社の「いつかお母さんになるあなたへ」を買って、子供や親せきや親しい人に贈る、でしょうか。もしも「いつかお母さんになるあなたへ」がヒット作品になったとしたら、それは一つの国民の意思だと思うのです。
ほかにもよい方法があるのだと思いますが、思いつきません。ご存じの方にコメントで教えていただけると幸甚です。
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