ボツ企画書シリーズ「いつかお母さん・お父さんになるあなたへ」
いやもう、中学校の教育講演会でこれができたらすごい、まず無理だと思っておりましたが、やっぱり無理でした。最低限の目標は、講演会を企画運営する部の部長と先生に目を通していただくでしたので、目標は達成されています。来年、PTAでいっちょがんばってごらんになりませんか?この企画、不備ばかりでお恥ずかしいですがご自由にお使いください。「早産になれば」から「身体的に負担かということ」は軸丸靖子著「ルポ産科医療崩壊」ちくま新書から引用して一部改変しています。
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タイトル―「いつかお母さん・お父さんになるあなたへ」
○県○地域は、個人病院でも総合病院でも、お医者さんがお産をとってくださっています。日本中で産科閉鎖が続いている中で、ありがたいことです。お医者さんと患者さんに信頼関係があることのあらわれだと思います。このままお医者さんに安心して働いていただくことは、▽中生が将来お産で、あるいは▽中生のお母さんがたが将来子宮がんで命を落とす機会を減らすことにつながります。
15年前に自分が障害児の母親になったとき、自分の受けてきた出産前教育の不備に気がつきました。お産は正常産だけでないという事実に、妊娠出産の時期からできるだけ遠いときに触れることが大切だと思いました。公衆衛生がご専門のお医者さんに当時その話をすると、それが理想だけれど実現できていないと言われました。
10年以上出産前教育をそのままにしてきた結果、日本中で妊産婦死亡・死産・障害児産に対しての訴訟や、訴訟までいかなくても病院への強硬なクレームが増えました。その結果、誠実に医療を行っても裁判で有罪になるならと、お医者さんの産科離れが進みました。人手の不足した産科医療現場は、重くなった負担でお医者さんが過労によるうつ病を発症したり、そうなることを恐れてさらに離職がおき、最終的に産科を閉鎖する病院が増えています。
このままあいまいな出産前教育を続けていくのか、冷静にリスクが理解できるような出産前教育に切り替えていくのか。私たちは岐路に立っています。
早産になれば生まれた赤ちゃんがどれだけ痛い思いをするかということ
誰のせいでなくても、障害をもって生まれる子どもたちが一定の割合でいること
流産や死産、中絶で女性の心がどれほどダメージを受けるかということ
高齢出産が、体にどういった無理をかけるかということ
不妊治療がどれほど経済的、精神的、身体的に負担かということ
当事者になってからこれらのことを知るのでは遅いのです。過ぎてしまった時間は戻せません。▽中生が自分たちでこれらに対処できるように、これらについて知る講演会があればと思いました。そして、そんな学生さんのいる地域であれば産婦人科のお医者さんもより働きやすくなります。みんなの命を守る、そんな講演会になるよう、祈っています。
対象―▽中生とそのご両親
狙い―・お産は正常産だけでないという事実に、男女とも妊娠出産の時期からできるだけ遠いときに触れる
・人工妊娠中絶はむしろ中高年に多いので、親側も避妊についての知識を確認する
・確率について知る
素材―宋美玄著「いつかお母さんになるあなたへ」ロハスメディア社を題材にした■病院保健活動室の講師のお話
(障害児の親の会会長)●氏のお話
キーワード―怖がりすぎず、軽視しすぎない
段取り
1. 開催日時・会場の設定
2. 講演会の主旨を決める
3. 予算【謝礼】の決定
4. 講演者の選択
5. 講演依頼
6. 事前打ち合わせ
7. 講演会開催
8. 終了後のアフターケア
裏段取り―①部長・副部長、担当の先生へ企画書送付及び打診
②■病院保健活動室に講演依頼
③●氏に講演依頼
④宋美玄先生に著作権チェック
※おことわり
日本全国で進行中の医療崩壊を少しでも食い止めることが、子どもたちの命を守ることにつながると考えています。この企画書が▽中学校PTAで採用されなかった場合、企画書の内容を地域が特定できない形に書き直したうえでインターネット上に公開し、ほかの団体に自由に利用していただく予定です。あらかじめご了承をお願いいたします。
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