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2009年5月

ご利用は計画的に

ボールペン作戦第一弾に、たしか1000円寄付させていただいたんじゃないでしょうか。「くませんせいのSOS」は、一冊500円。「いつかお母さんになるあなたへ」は、一冊1000円。わたくし実は、お洋服が何枚も買える金額をつぎ込んでしまいました。って、せいぜい私の買う程度のお値段ですけれどもhappy01

そしたら、ボールペン作戦第二段です。今ちょっと鼻血も出ません。というわけで、出遅れております。今月も見送りなので、来月の給料がでたら申し込んで、ブログにバナーを貼らせていただきたいとひそかに考えております。すみません。個人でやる活動の限界をしみじみ感じます。計画性がないのと、計画しようもない商品展開っていったら、失礼ですよね。

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新型インフルエンザ、一般民間人に必要な基礎知識はこれではないでしょうか

診断キットもタミフルも特別な病床も数に限りがあって、それを全国民にどのように振り分けるか、なんですよね。

「楽園はこちら側」発熱外来患者さんへhttp://georgebest1969.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-c89e.htmlより引用です。

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平成21年5月20日
神戸大学病院発熱外来
発熱外来を受診された患者さんへ

 受診、ご苦労様です。新型インフルエンザについては大きく報道されていることもあり、さぞご心配だったのではないかと思います。
 新型インフルエンザの緊急対策として、神戸大学病院は神戸市の要請を受けて発熱外来を開設しました。通常、診療室ではないところを使用しており、また緊急の開設だったこともあり皆様にはご不便な点もあったかもしれません。今後の改善に役立てたく思いますので、ぜひ忌憚のないご意見をお聞かせください。
 さて、発熱外来は新型インフルエンザ、とくに入院の必要な重症患者さんを早期に発見し、治療に結びつけることを目的にしています。そのため検査も行いますが、検査だけが新型インフルエンザの診断に必要なわけではありません。検査は鼻や喉を長くこすって行う、あまり快適な検査ではありませんし、検査キットにも数に限りがあります。医師が必要ないと考えた場合は検査を行わない場合もあります。どうかご了承くださいませ。
 医師がお願いした場合は、他人に感染症をうつさないように7日程度自宅にて外来を控えていただくかもしれません。これは新型インフルエンザであっても他の感染症であっても他人にうつさない配慮です。その間、症状がよくなっているかの確認で、当院感染症内科医師が電話でご連絡差し上げることがあります。
 一度帰宅となっても、息が苦しい、症状がどんどん強くなるなど不安な点などがありましたら、下記までご連絡ください。場合によっては再受診が必要なことがあります。
 自宅での療養方法、家族の健康を維持するための方法については別紙にまとめました。ご帰宅になったらお読みください。
 その他、ご心配なことなどございましたら、最寄りの職員まで遠慮なくお問い合せください。
            発熱外来担当 感染症内科診療科長 岩田健太郎
お問い合わせ先  

自宅療養中の健康管理方法について
感染症内科 岩田健太郎

1.水分を多めに取り、可能なら食事もきちんととり、栄養管理に努めましょう。
2.充分な睡眠を取りましょう。
3.よく手を洗いましょう。
4.咳やくしゃみをするときは、手やティッシュで口をふさぎましょう。そのときは手をこまめに洗いましょう。ティッシュは丸めてゴミ箱に捨ててください。ゴミは普通の燃えるゴミに捨てていただいて構いませんが、家人がゴミに手を触れたときはよく手を洗いましょう。ゴミからインフルエンザに感染する可能性はとても低いです。患者さんが吐いたり下痢をしたときは、マスクをつけてその処理をした方がよいでしょう。そのときもしっかり手を洗ってください。
5.患者さんのお世話をする人数は少ない方がよいでしょう。お世話のときはマスクをしてください。
6.患者さんも他の家族と接するときはマスクをしましょう。ひとりでいるときはマスクをしなくても結構です。
7.はし、コップなどの食器は共有しないでください。普通に洗えばそこから感染する可能性はとても低いです。
8.患者さんの衣類は普通に洗濯してください。脱いだ衣類をさわったら手を洗いましょう。洗濯したあとの衣類からは感染しません。
9.体温は1日2回程度測りましょう。熱は大抵、数日続きますので、受診翌日熱が下がらなくてもそんなに心配しなくてもかまいません。
9.患者さんの言っていることがよく分からなくなった。体温が急に変化した、息が苦しくなったなど症状が新たにでてきたら危険信号です。お子さんでしたら、いつもと様子が違う、という親御さんの直観も頼りになります。そういうときは発熱相談センターなどに相談されるのがよいでしょう。
10.症状が始まってから7日経ち、症状もおさまってきたら日常生活に復帰し自宅療養を止めてもよいでしょう。もし7日経ってもよくならないようだったらご相談ください。

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医師バッシング説得のノウハウ

あくまでノウハウの共有、情報提示ということであげます。決して、神かけて、医療バッシング日記やブログにコメントしてくださいというつもりはありません。コメントをなさることで、もしもいやな思いをなさっても、私はなにもして差し上げられないのです。むしろ、身近な方を説得する時などにご利用いただけるとうれしいです。送信者の方に許可を得て転載します。世の中には、こんなかたもいらっしゃると思うと、じんと来ます。

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碓井真史先生の本を読む(医師バッシング説得へのヒントか)を読んで共感しメールいたしました。

今まで医師バッシングする人たちに「どうやったら伝わるだろう?」と試行錯誤や失敗を重ねて得たのは、まず最初に《共感すること》、そして《否定はしないこと》です。
医師バッシングをする彼らは、ある意味、正義感が強くて、すなおなんですよね。
怒りの矛先が医師に向かっているのはまちがっていますが、「受け入れないなんて患者がかわいそうだ!」という怒り自体はまちがっていません。最初に否定したらその後は読んでもらえませんし、たとえ読んでも素直に読みとってもらえないです。

●『共感する』→医療問題に怒りや悲しみを感じていること自体には共感します。と。
●『食い違いを表明する』→実際の医療現場の過酷な実態を提示して、叩けば叩くほど医療崩壊が進むことを順序だてて説明。「あなたは医療崩壊して欲しくないと思っているのに、無闇に叩くことは医療崩壊を促進させてしまうのです」と。
●『抵抗と共にころがる』→多いのが医師や病院に不信を持った経験があって、医療全体を悪く見てしまっている人です。不信を持ったことが誤解かもしれなくても、その人の受けた傷を「気のせい」とか否定するのはまずいです。傷ついたこと自体には感情を寄り添わせます(やっぱり自分でもそれを否定されたら悲しいですから)。その上で、その医師個人の資質と医療システムの問題は別であることを説明します。相手の意見をまず共感できるところはして、否定をせずに説明をしていく感じでしょうか。
●『自己効力感を支援する』→「医療問題は敷居が高くて素人にはできない」と思ってしまいがちなので、「素人にもできることはあります」とできることを提示します。医療問題をどうにかしたいとせっかく思っていても、では何をしていいかがわからない人は結構多いです。

最初に『こんなことを言ってしまうのは医師不足や過酷な労働を知らないからだ。そして知る機会はなかなかないから知らないのもしょうがない』ということを自分に言い聞かせて、まず、「お怒りになる気持ちわかります」や「悲しい事件ですよね」と共感を示します。「間違ってる!」と思う部分を否定したい気持ちを押さえてそこはあえてスルーします。そしてその次に、このような背景があります、とソースを引用して提示する。

普通の人なら、背景を知れば「ひどいですね…」となります。感情で言い放っているのですでに医師をバッシングしたことは忘れていたりします。意外とすなおに受け入れてもらえますが、ここで「貴方はまちがっています」というと「素人だから知らないもん!」と反感を呼んでしまうことがおおいです。

「ななのつぶやき」の《犠牲》のURL http://blog.m3.com/nana/20071120/1を貼って、読んでみて下さいと書いたことがあります。過労死した医師の数を羅列することよりも、実在したどこかの誰かの人間らしいエピソードを読んでもらったほうが、人の心に入りやすいです。---------------------------------------

素敵なメールをありがとうございます。

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新型インフルエンザ、日本感染症学会の緊急提言がすごいです

http://www.kansensho.or.jp/news/090521soiv_teigen.pdfです。必見だと思います。

ssd's Diary http://ssd.dyndns.info/Diary/?p=4086 で発見しました。こちらでは全文引用されています。

天漢日乗http://iori3.cocolog-nifty.com/tenkannichijo/2009/05/post-b6e3.htmlでも全文引用されています。

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新型インフルエンザのためキャンセル

おはようございます。新型インフルエンザのためイベントがキャンセルになりました。むしろゴールデンウィーク中は致死率というかどこまでひどくなる病気なのかはっきりわからなかったので移動は慎むべきと考えましたが、今の時点では移動に関してはひかえなくてもとの思いもあるので複雑です。

MLインフルエンザ流行前線情報DB http://ml-flu.children.jp/がおもしろいです。東京の高校生は機内検疫でAでもBでもなかったですし、ご協力になっている先生方も全県の一部ですので参考ですが、県別の報告タイプ推移(AかBかそれ以外か)「この県はこんな傾向なのかな~」と見ています。

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25日までお休みします

こんなつたないブログに、毎日あるいは定期的にアクセスしてくださいまして、ありがとうございます。

もともと、「これやった」「あれやった」と書くのは、バスジャック事件の「ネオ麦茶」くんや秋葉原無差別大量殺人事件同様の危険をはらんでいて、自分でもあぶないあぶないと思いながら続けてまいりました。

それもありますし、ちょっと準備に時間がかかるイベントが2つほどありますので、思い切って25日までお休みします。ひとつに関しては、お話しできることもあるかと思います。

25日まで、みなさま、どうぞ、お元気でお過ごしください。

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やっと「チーム・バチスタの栄光」みました

ハウツーばかり読んでいると、文学が読めなくなってしまって、医療問題の追っかけをしているのに海堂尊先生の著作は読んでいません。正直に言うと「医学のたまご」は読もうとしたのですが、だめでした。

お給料をいただいたのでDVDを借りて見ました。昨年、知人に「みんな医療が崩壊してるって知らないから困る」と話した時「そんなことはない、みんな知っている」と反論されて「へぇ~そうなんだ?」とおもったのですが、なるほど。海堂先生の本なり映画なりで問題意識は共有されていたのですね。この医療問題報道バブルをのがさず、持続可能なシステムを作ることができるといいですね。出産前教育や、新米ママへこどもの病気を教える母親学級など。アマさん、がんばって!って、自分もがんばれ~(笑)。

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碓井真史先生の本を読む(医師バッシング説得へのヒントか)

迷える母親なので、子育て関連の本を読みます。

「なぜ「少年」は犯罪に走ったのか」KKベストセラーズ
「誰でもいいから殺したかった!追い詰められた青少年の心理」KKベストセラーズ
「人間関係がうまくいく図解嘘の正しい使い方」大和出版

>「自己決定への要求」というのは、人間として基本的な欲求です。「ああしろ」「こうしろ」といわれると心のなかに土足で入られる思い、自我が侵害される気がします。

>非行臨床心理学者の藤岡敦子氏は、非行・犯罪の傾向がある青少年たちを変化させるためのポイントを『犯罪・非行の心理学』(有斐閣)にて、次のようにまとめています。
 まず、「共感を表明すること」。頭ごなしに叱りつけても、彼らは変化しないでしょう。次に、「食い違いを作り出すこと」。これは、たとえば本人は元気になるために薬物を使ったとして、その結果はどうなったか、自分の予想とは食い違っていたことを自覚させることです。「抵抗とともにころがる」。これは、こちらからの意見に彼らが反対、抵抗した時に、真正面から対立するのではなく、一緒に考えてみようとする態度です。そして「自己効力感を支援する」。自己効力感は、ある行動を自分もすることができると感じられる自信です。自分も勉強をし直すことができる、まじめに働くことができるといった自信をもたせることです。
 アルコールであれ、暴走であれ、強制的に止めさせるだけでは問題は解決しないといいます。

頭の中は、医療問題でいっぱいですので、すぐに「あ、これ医師バッシングの説得につかえそう~」と思いました。日頃こどもを頭ごなしに叱りつけてばっかりなのに、できるの?>自分。いえいえ、人生修業です。がんばれ>自分。

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検疫官も過労、はげましのお便りを

新型インフルエンザのフェーズ4や5でも海外に行こうという方が、疲れている検疫官の事務的な応対に反感を感じたり暴れたりしないでもらえるといいな、客室乗務員さん申し訳ないけれど とりなしもがんばって!とおもいます。検疫官への励ましのお便りを呼びかけていらっしゃるブログを発見しました。ご一読をお願いします。

近畿医療福祉大学 勝田吉彰教授「新型インフルエンザ・ウォッチング日記」http://blog.goo.ne.jp/tabibito12/e/0a49613ca0b09eddd0a5c07ee3d2733b一般人にも親しみやすく、専門家としての分析もありで、おすすめです。

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老・病・死のつたわりにくさ

先日にひきつづき「失敗学のすすめ」畑村洋太郎著と、医療問題をまぜまぜしてまいります。http://blogs.dion.ne.jp/tabigarasu/archives/cat_184738-1.htmlを拝見して、失敗学に批判もある?と思いましたが、失敗は伝わりにくいけれども広く伝えるのが大切という基本線は支持したいです。

目次からの引用です。

第三章 失敗情報の伝わり方・伝え方

  失敗情報は伝わりにくく、時間が経つと減衰する
  失敗情報は隠れたがる
  失敗情報は単純化したがる
  失敗原因は変わりたがる
  失敗は神話化しやすい
  失敗情報はローカル化しやすい
  客観的失敗情報は役に立たない
  失敗は知識化しなければ伝わらない
  六項目による記述
  当事者が記述できないときはどうするか
  決して批判をするな

これはすべて「タコマ橋が風にあおられて共振しておっこちた」「雪印乳業集団食中毒事件」など、工学や産業にかかわる話として書かれていますが、失敗を「病気」「死」「流産」「障害児を産んだ話」や「健康食品にのめりこんでいたのに(から)病気にかかってしまった話」に置き換えても じゅうぶん成立するように思います。

葬祭儀礼に三回忌から始まる年回法要がありますが、本来の役割は失敗情報のおさらいだったのかもしれません。法話も大切ですが、和尚さんにはコーディネーター役をお願いしたいです。誰がやってもよいので、思い出話としてご親族が語られてもよいと思います。

「死」については既存のシステムの利用が思いつきますが、そのほかについては、なかなかむずかしいです。個人としてできる範囲であれば、やはり当事者として語り続けていくくらいでしょうか。

ふと思いましたが、畑村洋太郎先生もしくは失敗学会関連、安全工学の先生は、医療事故調査委員会の検討会に呼ばれなかったんでしょうか。

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「いつかお母さんになるあなたへ」はぜひご自分の経験談とセットで(「失敗学のすすめ」より)

LUPO先生には申し訳ないのですが、「いつかお母さんになるあなたへ」単体は、「愛する者を亡くした人への手紙」より、テキストとして弱いと思っていました。こう、ムネにセマるというか、ああ私はこうしようと思うというか、そういう力はどうしても「愛する者~」の方が上だと感じるのです。

「失敗学のすすめ」畑村洋太郎著講談社文庫をよみ、なるほどと思いました。流産・死産・障害児産であるとか、たとえば「自然食で妊婦ヨガにかよって本人はカタく自然分娩と思っていたのに結局帝王切開」というのは、厳密にいえば「失敗」ではなく単にそういう状態だと思います。「失敗」学にあてはめることに抵抗をお感じになる方もおられると思いますが、どうかご容赦をお願いします。「失敗」ではありませんが、大方の方にとっては「望ましくない結果」であろうと思いますので、かなり当てはまると思いました。正直にもうせば、はじめて自分の身に起きたときは失敗だと感じました。

くわしくは「失敗学のすすめ」をぜひお読みいただきたいのですが、「いつかお母さんになるあなたへ」の活用のハウツーとしていいと思った点を書きます。それは、客観的な報告書よりも、自分の経験した失敗の一部始終を(その時の感情もふくめて)正直に書いた報告書のほうが、その失敗の情報をこれから使おうとする人には役に立つということです。

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(登山の遭難についての客観的な報告書と経験談的報告書の2例が示された後の記述です)
人は自分の立場に置き換えてそれを実感できたときにはじめて、「登山のときには必ず雨具を持参しなければならない」「分岐点では地図を見て道を確認しなければならない」「めったやたらに森の中に入っては危ない」というふうに他人の失敗から教訓を得ることができるからです。
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というわけで源氏星さんがシンポジウムでこのようにhttp://genjibosi.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-e7c0.htmlご紹介になったのは、まったくもって道理にかなったことだと思いました。どうか、中高生に「いつかお母さんになるあなたへ」をお渡しになるときは、ぜひご自分の経験をかたって「こういう点で共感したの」とお話しいただけると、すっと心にしみる本になるかなと思います。

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