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入院患者のセクシュアリティ

たぶん、どこかできっと議論されていて、医学書院とかから何か本出ているんじゃないかな~と思います。でも書いちゃう。

「べてるの家の『非』援助論」医学書院p.181にワークショップでリバーマン医師に「もし、入院したら規制されることはありますか?」と問われ、松本さんが「SEXできないこと」と答えて、みんな大爆笑。リバーマン医師は「そうですねぇ それはこまることですよね」と答えていた話が載っていました。

不肖私、背骨骨折入院中に大部屋の回診で「いつからセックスできますか?ほんとに70kgとかの人の体重が骨折した背骨にのっかっても大丈夫なんですか???」なんて質問したりして。パートナーとの外出との関連で(≧∇≦)。逆セクハラでございました。先生方すみません!

大部屋入院患者って、セックスも自慰もできないというか、まあ何とか上手くやってるのかもしれないけど、あんまり褒められたことじゃない、みたいな雰囲気。医療スタッフも困るでしょうし、その空気を読め、というのもわかるけれど、でも、私たち動物なんです。性欲がないわけじゃないんですけど。ただでさえ娯楽は制限されてるし。(同日追記:医療スタッフを悪者に書いてしまいました。すみません。一番の問題は、同室の患者さんです。夏目漱石のころのように、日本家屋でも浮気ができるような気の利かせ方を年齢も倫理感も病状もちがう同室の患者さんに強いるのは無理なところもあります。)

たとえばお産や手術のあと、言葉はいらない、パートナーに抱きしめてほしい状態のときもありました。だけど、がまんするわけ。公の場だから。もうちょっとで死ぬパートナー、たくさんのチューブも付いちゃって、ベッドは一人用だし、添い寝なんてできない、想像もつかない。なんか、観察者になっちゃいました、自分(ひどい)。思いつけば、「添い寝させてください!!」なんて申し出たかな、遠慮したかな。いつ医療スタッフが入ってくるかわからない場所って、やっぱり「私」でなくて「公」。

看病というのはとてもつらい。一番近くにいて、だけど病気を代わってあげることはできない。そんなとき、言葉より抱きしめた方が癒されたかもしれない。いえいえ、自分、精神状態ボロボロでしたから、癒される方だったかも。親子なら抱っこもいいけれど、普通イイ大人は抱擁なんて人前でしませんからねえ~。

そんな反省のある私は、春野ことり先生の半狂乱になる家族のお話が、なんだかまぶしい。そこまで家族への感情垂れ流し全開モードに、ちょっとなりたい気がします。

同日追記:

解決法書いていませんでした。日本の病院は野戦病院ですから、個室やそれ専用のスペースなんて無理です。非常に勇気のいることですが、周囲に入院患者のセクシュアリティについて理解を求める、かなあ。「カーテン引いてキスしてても、ヒンシュクの目で見ないでください」とか、ぶっちゃけちゃいます?

10月2日追記:

終末期患者で個室利用中なら、スタッフと相談して「Don't disturb.」札とか。

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